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某年 某月 某日

今住んでいる横浜のアパートのまわりには猫がたくさんいる。ペットは飼えないところなのだけれど、玄関先やベランダで餌をあげているところもある。アパートの隣りに大家さんの家があるのだけれど、大家さんも野良ちゃんに餌をあげている。
たまに子猫がうろちょろする時期があり、その子たちは、「この子はあの猫の子なんだな」とわかりやすい柄をまとっているので楽しい。

某年 某月 某日

空は毎日毎日違う表情を見せる。1年365日、まったく同じ空という日はない。
夕焼けは大気に舞っているゴミやチリなどが光を屈折させて、空をオレンジ色に染めるそうだ。だから、空気の悪い都会ほど、綺麗な夕焼けを見せてくれる。夕焼けを見るとなにかとても心が安らぐのだけれど、それが公害等の副産物と考えると、複雑な気持ちになる。

某年 某月 某日

横浜の実家には「まぁ」という猫がいる。もう13歳ぐらいだろうか。昔は頻繁に外に遊びに行っていたけれど、最近は家の中のほうが落ち着くようだ。前はよく外で野良ちゃんと喧嘩して怪我して帰って来たほどやんちゃ坊主であったのに。そのまぁ君には「チョシちゃん」というガールフレンドがいた。外の野良猫なのだけれど、いつも一緒にいたので、餌も与えてあげてたし、避妊手術もしてあげた。足が短くて少し小太りでとてもかわいい猫だった。近くには寄れるけれど、なかなか触らせてくれない猫でもあった。
しかし、ある日突然チョシちゃんが来なくなった。一週間たっても、一ヶ月たっても、一年たっても・・。事故にでもあったのかなぁと思ったけれど、誰かいい人に拾われたに違いない。うん。きっとそうだ。今もどこかで元気にしているのだろう。

某年 某月 某日

昔住んでいたアメリカ、フィラデルフィアにはニュージャージー州に続く、ベンジャミン・フランクリン・ブリッジという橋がある。片車線3レーンあり、合計6車線もある大きな橋です。ラッシュアワー時には、2車線+4車線と進行車線が変更したりする。車線の横には歩道があり、人も通れるし、地下鉄用の電車のレーンもあり、ペンシルバニア州ととニュージャージー州を結ぶ大動脈でもある。
夜になると写真のようにライトアップしてとても美しい。このような巨大な吊り橋は造るのも難しいらしくて、それ系の専門家が海外から見に来る程だそうだ。
ちなみに、通行料は当時2ドルだったけれど、一方方向からしかお金は取らない。つまり、往復料金を行き(または帰り)に払うという形。こういうシステムって日本にもあるのだろうか?


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