2003年 4月 7日
2003年4月7日は「鉄腕アトム」の誕生日である。あの漫画が描かれたのはおそらく'60年代だと思うのだけれど、手塚治虫先生が想像していた未来予想図よりかは、まだまだ近代的にはなっていないようでしたね。今はアトムブームであちこちでアトムについての話題や新アニメ「鉄腕アトム」がスタートしました。原作の漫画はとてもシリアスで感動的なものなのだけれど(少なくともわたしにとっては)今回始まったアニメは朝9時半という放送時間から考えてみてやはりちょっと子供向けな構成になっている気がした。
漫画では鉄腕アトムは最高出力10万馬力という設定なのだけれど、現在の他のエンジンはどのくらいの馬力なのだろうと疑問に思う人も少なくはないだろう。原動機付き自転車は約7馬力以下。軽自動車は約60馬力。カローラ(1,800cc)は190馬力。スーパーカーのランボルギーニ・カウンタックは447馬力。F1は約800馬力。新幹線は約1,000馬力。ジャンボジェット機は約2万馬力。豪華客船タイタニック号は約5万馬力。豪華客船のクイーン・エリザベス2は約10万馬力。ここでやっとアトムの馬力に追いつくのだ。しかも人間の子供の大きさで。ちなみに、スペースシャトルのエンジンを馬力でいうと約300万馬力、その横についている個体ロケットが400万馬力、打ち上げる時は合わせると実に約700万馬力のパワーで上昇するらしいです。つまり、そのくらいのパワーがないと重力に逆らって大気圏を突破できないという事でしょうね。
しかし、1馬力は1頭の馬が仕事をする力を言うそうだけれど、原付自転車が約7馬力という事は、馬7頭分という事になるのだけれど、それは違うでしょう。馬7頭分もパワーはないと思うのです。実際のところ、馬って何馬力なのだろう?
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