Volvo 940 Classic Estate
22cm x 11.5cm
 
illustration 6 top
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友人の乗る、Volvo 940 Classic Estateです。このイラストのモデルはスタッドレスタイヤを装着しているので、ホイルは純正ではないです。最近のVolvoは丸くなってきていて、昔の角張ったタイプが好きな人による多大なリクエストにより、「Classic」として発売された物らしいです。やっぱりVolvoは角張ってないと。わたしも850ステーションワゴンに見られる、丸っこいスタイルと上まで伸びるテールランプは好きになれないです。個性的な車を作るメーカーだっただけに、なんか最近みんな丸っこくなってきていてちょっと残念。駆動方式も長年保持していたFRからFFに変更されているみたいだし。

昔の、大きく段差の付いたドアのモデルは好きなのだけれど、ドアが厚くなればその分重量も増し、車内空間も減り、製造も大変なのかもしれない。税金問題や燃費、車両価格、スペック等を追求するならばしょうがないけれど、車はスペックだけでは語れないと思うんですよね。
VolvoもFord 傘下に入ってしまったし、以前SAABがGMと提携を結んだ時のようにVolvoの個性が今後もさらに失われていきそうです。(後日談:と、思いきや、Ford 傘下でもちゃんとボルボしているところが偉いですね。)
ちなみに、Volvoの中に1985年から1990年まで生産された、「780」というベルトーネデザインの2ドアクーペがあります。Cピラーに誇らしげにベルトーネのエンブレム付いています。角張った、誰がみても「Volvo」なのだけれど1つ1つのラインに他のボルボからは感じられない気品と美しさを感じる事ができます。