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Ferrari 375 F1
22cm x 15cm

1950年代の車ですがこの頃はまだアルファロメオがレース界ではリーダー的存在であったそうです。そもそもフィラーリはアルファロメオをもとに生まれた会社であったのでアルファは親のような存在でありました。しかし1951年7月14日、イギリス、シルバーストーンで行われたGPではArgentine Frolilan Gonzalesがフェラーリに初めてのビクトリーを与えました。
4.5L12気筒エンジンに24本のスパークプラグで400馬力弱を引き出す現在でも通用する(?)エンジンを持ちながらシートは簡易な椅子でシートベルトすらない。ドライバーもハーフタイプのヘルメットにゴーグルといった姿でレースをしていたそうです。当時はハードの性能を追求するのが精いっぱいであったという事がうかがえますね。考えてみると「人間工学」なる、人にやさしいハードを作るという考えを重視しだしたのはごく最近にはじまったものですよね。