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フェラーリ・ディーノ。フェラーリの中でも一番やさしい雰囲気のある車だと思います。「12気筒(エンジン)以外ではフェラーリの名を冠せず。」という有名な言葉通り、この車のボディにはFerrariの文字はどこにもありません。フェラーリ初のV6、ミッドシップでデビュウした「Dino」の名前の由来は、フェラーリ社、社長のエンツオ・フェラーリの一人息子、ディーノ・フェラーリからきているそうです。ディーノが6気筒エンジンの開発チームに携わっていた途中、完成を見ずに白血病で亡くなった事から、以降V6ユニットはその搭載車を含めて「Dino」と呼ばれるようになりました。その頃フィアットの傘下に入ったフェラーリは、このV6ユニットをフィアット社の工場で生産していたため、ランチャ・ストラトスやフィアット・ディーノにもこのエンジンが載せられていました。 |